市の黒塗りの理由は認められず全部開示へ

2019年7月12日 23時15分 | カテゴリー: 活動報告

市の情報開示のあり方について、6月議会で再び一般質問しました。

一部非開示を不服として「情報公開不服審査請求」を行なったところ、市の第三者機関である府中市行政不服審査会は、「全部開示を認める」という答申を出しました。市はそれに従い情報を開示しましたが、これを受けて府中市の情報公開に対する姿勢を質問しました。
行政不服審査会が答申で指摘したポイントは主に2点です。
公共性の高い事業には行政の透明性が求められること、一方、公共事業に応募する事業者は、民間企業間との契約
とは違い、提案内容が広く公開されることを前提とするのが当然である、というものです。
市が「黒塗り」にした理由は認められないとの厳しい判断でした。

業者選定の過程が公開されたことで、いま工事を行なっている事業者以外の提案価格と内容が明らかになりました。
今回の答申について、市は「真摯に受け止める」という答弁でしたが、しかしそもそも市は隠す必要があったのかが問われます。

私たち市民の税金を使って行なわれる公共事業ですから、行政は市民に対し説明責任を果たさなくてはなりません。
答申は「事業者の利益」に必要以上に配慮して、公文書開示の原則の重要性を損なってはいけないとも指摘しています。
この答申の内容をすべての職員に周知すべきと訴え、政策総務課は今後周知させると答弁しました。

市は府中グリーンプラザを解体し、新たな建物の整備、活用を行なう民間事業者の選定を行いましたが、すべての応募事業者の提案内容と価格についての情報公開を求めたところ、市から公開された情報は「黒塗り」(一部非開示)でした。事業者の事業運営上の社会的な地位などを損なうおそれがあるという理由からでした。