「これからの都市公園や緑地のあり方について」一般質問2018年2月

2018年2月21日 00時08分 | カテゴリー: 活動報告

2018年第1回定例会で一般質問しました

これからの都市公園や緑地のあり方について

昨年、都市緑地法等の一部を改正する法律が施行されました。さまざまな役割を担っている都市の公園・緑地を、民間の知恵や活力をできる限り生かしながら保全・活用していくということが改正の目的とされており、市区町村が策定する「緑の基本計画」等において、都市公園の 管理の方針や民間活用の計画などを記載することが盛り込まれています。
府中市でも「緑の基本計画」改定を機に、公園・緑地の活用に 向けた協議会での議論が進むものと期待しています。

近年、公園で遊ぶ子どもの声を騒音と捉えた苦情や、ボール遊び等の禁止事項が多く、子どもの遊び場を奪っているということが社会問題となっています。その一方で、行政と市民の協働によって子どもの自由な遊びを保障する冒険遊び場づくりが各地で進められており、都内でも約70 カ所の冒険遊び場が開設されています。

これからは、より身近な子どもたちの自由な遊び場として、また、体験 学習やコミュニティ形成などの場として、公園・緑地の必要性が増してきます。公園施設の老朽化に対する長寿命化、更新などについては、公園の機能の見直しを行い、地域のニーズに応じた公園のあり方を考えて いく必要があります。市として「子どもの育ち」を育む場として、また、市民との協働を生かしたコミュニティとしての公園の必要性をどのよう に考えているのか質問しました。

 

「緑の基本計画」の改定に向けての、市の考えは?

今年度設置した「府中市緑の基本計画検討協議会」において法令改正を反映した計画案を協議中である。法令改正においては民間の資金やノウハウを導入するパークPFIの手法など官民連携の新たな取り組みも示されており、市民協働についても検討していく。

 

公園の現状は?公園の修繕やリニューアルの手順と、市全体の公園・緑地のあり方についての方針はどのように検討するか。

市が管理する公園・緑地411箇所のうち、25年を経過した公園・緑地は153箇所。

周辺住民に改修プランの説明を行なっている。公園・緑地のあり方は「緑の基本計画」の改定において市民協働による公園づくりを検討する。新たなメニューとして公園のあり方などを検討する協議会を設置することができるようになったので検討する。

 

公園・緑地のボランティアについて

年度ごとに委託契約を結んでいる自治会や老人会、NPO団体がある。インフラ管理ボランティア「府中まちなかきらら」では、低中木の剪定、親水路の清掃、公園の空き地を利用したセミパブリックガーデンとしての花壇づくり、公園の生態系調査などをおこなう団体もある。

 

ボランティア登録の先が様々な部署に分かれていてわかりにくいことや、専門性を生かした活動をしたいという意見を市民から聞くが。

市民にわかりやすく案内していく。

市民協働の先進的な取り組みについて調査・研究し、魅力ある公園作りに取り組んでいく。

公園における禁止事項の状況は?また子どもたちの遊びの影響についての検討はおこなったか。

近年は野球、サッカーによる騒音やボール被害、ペットの不始末が増えている。子どもたちへの遊び方の影響については周辺住民に迷惑がかからないような環境作りに努めている。

子どもの自由な遊びを保障する場所作りについてどう考えるか。

法令改正により、地域特性に応じた自由度のある公園整備ができるようになる。子どもたちの自由な遊び場作りについても財政的な課題はあるが、しっかりと取り組んでいく。

今後、市内各地で公園の更新を行って行く際に、市全体の方向性を考えていく上で有識者などを含めた協議会などを設置し長期間を見据えた計画を立て、調査、実施する必要についてどう考えるか。

今回の法令改正の新たな政策として協議会の設置がある。緑の基本計画の改定にあたり、そのような協議会の設置についても検討していく。

 

 

質疑を終えて。

これからの公園緑地のあり方として、2つの視点から質問、要望しました。

【1】市民グループ、ボランティアの活動を活かす視点で、ボランティア登録を簡単にすること。またボランティアの市民がより広い分野で関わって、知恵やノウハウを地域コミュニティーとしての公園に活かせるようなボランティアのしくみづくりに取り組むこと。

【2】公園緑地を、個々にリニューアルするだけにとどまらず、市民の多様なニーズを受け止めて市全体の長期的な計画として捉えて、例えば冒険遊び場のような、子どもが自由にのびのびと遊べる場などを作るなどの検討を要望する。

 

法令改正を機に質問をしたところ「府中市緑の基本計画検討協議会」で出される答申が今後の府中市の公園緑地のあり方に大きな影響があることがわかりました。その中で、市民ボランティアのあり方や、子どもの視点を取り入れるなど多様な市民ニーズを今後活かすことが議論されること求めます。

 

参考にした事例などはこちらのブログにまとめました。