〔6月定例議会報告〕一般質問を終えて。

2015年7月5日 09時06分 | カテゴリー: 活動報告

子どものSOSを受けとめる体制の充実を求めて、6月定例議会で一般質問をしました。

今年2月に川崎市で少年の事件が起こりました。少年が発していたSOSは大人に受けとめられることなく、大変痛ましい結果になりました。

このような事件が二度と起こらないよう、学校、家庭、地域で連携して支援することが必要です。相談体制とスクールソーシャルワーカーの充実を求めて一般質問しました。

教育長の答弁がありました

事件の背景には社会的な問題もこの事件を受けて市の見解を聞いたところ「子ども同士のつながりが見えにくくなっているといった点で、府中でも起こりうると認識している。そこで学校と家庭や関係機関との連携をさらに深めるとともに、情報を共有し対策を進めていく必要がある。」という教育長の答弁がありました一方で、事件後に文部科学省の通達により市が行なった緊急調査では、「問題のある子どもはおらず、市では常に担任教師が子どもたちのことを把握しており、見えてきた課題はない」との回答でした。

 

スクールソーシャルワーカーの充実を

事件の後、「スクールソーシャルワーカー(以下SSW)」の存在が大きく取り上げられています。今回のような事件が起こりうる背景には、貧困や格差の拡大、人間関係の希薄さなど、家庭や子ども達を取り巻く社会状況の変化があります。それらを個人の問題とせずに家庭、交友関係、親の不安定な心理状態など、子ども達の周囲の状況も含めて把握することが必要です。そのためにも、SSWが重要な役割を果たすことになるのではないでしょうか。

市としても、「子どもを育てる親の心理的な不安定さの要因が、家庭関係や、就労、経済的な原因にもあり、その対応について関連機関との連携を強化し、個別に保護者をサポートする体制が必要」としています。府中市では現在2人のSSWが交代で勤務しており、場合によっては時間外の対応もあるとのことです。子どもや親の悩みを引き出すためには、じっくりと話をして信頼関係を築くことが必要で、夜間の訪問や長時間の話し合いになることもあります。今後、扱う件数の増加なども考え合わせ、SSWのさらなる拡充を求めました。

府中市相談窓口は

府中市には「子ども家庭支援センター」として「たっち」「しらとり」といった施設があり、子ども自身からの相談を受け付ける窓口となっていますが、現状ではあまり機能していないようです。子どもたちは自らなかなかSOSを発することができません。まわりの大人がいち早く子どもたちのSOSをキャッチできるような相談体制の改善を求めました。